2進数
読み:にしんすう
外語:binary digit
2進法で表記した数値のこと。0と1だけを用いて表現される。
特徴
電子回路では、数値は信号の電圧の高低だけで扱うことが多く、これをディジタル回路という。
それぞれの状態に0と1を割り当てることで、これを2進法として扱うことができる。
概要
10進数と2進数を対照表とすると、次のようになる。
10進数 | 2進数 |
0 | 0 |
1 | 1 |
2 | 10 |
3 | 11 |
4 | 100 |
5 | 101 |
6 | 110 |
7 | 111 |
8 | 1000 |
9 | 1001 |
10 | 1010 |
11 | 1011 |
12 | 1100 |
13 | 1101 |
14 | 1110 |
15 | 1111 |
16 | 10000 |
32 | 100000 |
64 | 1000000 |
表記法
数学では、数字の後ろに下付けの2を付けて表わすことが多い(例: 10102)。
プログラミング言語では、様々な方法が用いられている。
アセンブリ言語では、Bを後置する方法が多い(例: 1010B)が、H8のようにB'を前置するものもある(例: B'1010)。
BASICでは、&Bを前置する(例: &B1010)。
CやC++では標準仕様にないが、実装によっては0bを前置することで扱える(例: 0b1010)。
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