整数の一つであり、偶数。-1の次で、1の前。
多くの考え方では、0は偶数ではあるが、しかし負の数でも正の数でもなく、素数でも自然数でもない。自然数の定義は一般に正の整数とされる。
但し、一部には0を自然数に含める考え方もあり、この場合は自然数の定義は正の整数ではないことになる。但しこの考え方は、あまり一般的でない。
日本の小学校算数レベルでは、0は偶数だが2など数の倍数ではないと学ぶ。但しこれは簡略化によるものであり正確な定義ではない。
高校数学では倍数と約数は次のように定義する。
2つの整数abについて、ある整数kを用いてa=bkと書けるとき、aはbの約数であるといい、aはbの倍数であるという
この定義に従うと、次のように書ける。
0=0×k
従って、高校数学以上の数学では、0は次であると言うことができる。
- 0は、全ての整数の倍数である
- (0を含む)すべての整数は、0の約数である
- 負の数を除くと、最小の偶数
- 1番目のフィボナッチ数 (次は1)
- 2進数は、0と1のみで数字を表わす
- 0との乗算は、有限数なら0であり、無限大でも大学以上なら0である
- 0への除算は、殆どの場合で0になる
- 0での除算は、殆どの場合で未定義であり「解無し」である。0÷0は可能で解は「不定」である
用語の所属
整数
自然数
偶数
関連する用語
1
0次元
0除算