主として小麦粉や穀物の粉などを原料に、細長く作られた食品。
元々、中華料理で「麺」とは小麦粉や小麦粉生地を細長く伸ばしたものを言い、小麦粉を使う粉食の殆ど全てを指した。餃子や点心、パンなども麺の字を使う。
日本で麺や麺類と表現される食品は、細長く加工されたもののみである。日本では当用漢字、当初の常用漢字に「麺」の字がなかったため、法令では平仮名で「めん」と書かれている。
以下は、日本で麺と表現できる料理を説明する。
- 中華麺
- 干しめん
- 生めん類
- 饂飩(うどん)
- 生スパゲッティ
- ソフトスパゲッティ式めん (学校給食の「ソフトめん」のこと)
- 油揚げめん
- 焼きそば類
- 炒麺 (中華風の焼きそば、以下は炒麺が元となる料理)
- 焼きそば (日本の炒麺)
- チョウメン (インド・ネパールの炒麺)
- ホッケンミー (シンガポール・マレーシアの炒麺)
- 烙麺 (中華料理)
- 面線 (台湾料理) 素麺に似た麺を使う料理
- 盛岡冷麺
- 米粉麺
- ビーフン (中華料理)
- フォー (ベトナム料理)
- クイッティアオ (タイ料理)
- センミー (タイ料理)
- センレック (タイ料理)
- センヤイ (タイ料理)
関連する用語
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