近位尿細管 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官名称編 (BBORGN) |
読み:きんい-にょうさいかん |
外語:Proximal (convoluted) tubule |
品詞:名詞 |
泌尿器の一つ尿細管の一端で、ボウマン嚢に続く部位。近位曲尿細管とも。
腎小体の糸球体で作られた原尿がまず流れ込む管。腎臓の皮質にある。
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特徴 |
長さは約15mmである。
ここで、原尿中に含まれる水分、葡萄糖やアミノ酸、ビタミン類、そしてイオン(ナトリウムイオンNa+や重炭酸イオンHCO3−)など、濾過量の50〜75%の再吸収が行なわれる。
機能 |
どの物質をどれほど再吸収したり、そのまま通したりするかは、ホルモンなどで調整されている。
例えば副甲状腺ホルモンにより、燐酸や重炭酸イオンの排泄が促進される。
ここで生成された尿はヘンレ係蹄へと流れる。
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