紅麹色素
読み:べにこうじしきそ
外語:monascus color
染料、着色料。アザフィロン系色素。別名「モナスカス色素」。
紅麹黴(ベニコウジカビ)から、エタノールやプロピレングリコールなどを溶剤にして色素を抽出する。
物質の情報
主成分はアンカフラビン、モナスコルブリン。
物質の特徴
赤色を呈し、pH変化に対し安定で色変化が少ない。
また蛋白質への着色性が良いことから、蒲鉾などの水産練り食品の着色や、蛸の色付け等に使われている。
類似する物質に、「ベニコウジ黄色素」がある。
安全性
有害性
- 刺激
- 腐食性: (該当資料なし)
- 刺激性: (該当資料なし)
- 感作性: (該当資料なし)
- 毒性
- 急性毒性
- マウス単回投与毒性試験(LD50) 14g/kg体重以上
- 慢性毒性:
- マウス反復投与毒性試験: 1.25g/kg体重/日 (13週間、無毒性量)
- がん原性: 陰性
- 変異原性: 陰性 (高用量で陽性)
- 生殖毒性: (該当資料なし)
- 催畸形性: (該当資料なし)
- 神経毒性: (該当資料なし)
- 規制値
- 一日許容摂取量(ADI): (該当資料なし)
- 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
- 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
- 暴露許容濃度(TLV): (該当資料なし)
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