疼痛
読み:とうつう
「痛み」を表わす医療用語。
概要
鋭い痛みから、ズキズキと疼(うず)くような痛みまである。
がんなどの病気は強い疼痛を来すとして知られるほか、疼痛を伴う病気は枚挙にいとまが無い。
特徴
疼痛は、様々に分類されている。
- 局在による分類
- 一次疼痛 ‐ すぐに鋭い痛みを感じるもの。部位が局在し認識可能
- 二次疼痛 ‐ ズキズキと感じるもの。部位の局在が不明確である
- 期間による分類
- 急性疼痛 ‐ 創傷の治療に有する期間内のみ持続する疼痛
- 慢性疼痛 ‐ 創傷の治療に有する期間をこえてもなお持続する疼痛
- 原因による分類
- 侵害受容性疼痛
- 体性痛 ‐ 皮膚、筋肉、骨・関節等に対する、切る・刺す・叩くなどの機械的刺激
- 内臓痛 ‐ 胃腸や肝臓、腎臓などの臓器の炎症や内圧上昇など
- 神経障害性疼痛 ‐ 神経の圧迫や断裂
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