植物状態
読み:しょくぶつじょうたい
外語:vegetative state

 のうち、生命の中枢である脳幹は健全だが、それ以外の部分(大脳小脳)が死んでしまったか、機能を失っている状態。
目次

概要
 大脳などは死んでいるため意識は無いが、脳幹はまだ生きているので自発呼吸があり心臓も動かせるので、経鼻胃管(いわゆる栄養チューブ)で栄養を与えれば生存は可能である。
 現代医学では、意識が戻ることもあると言われている。
 この状態の人間のことを一般に「植物状態人間」という。かつては植物人間とも言われたが、これは現在放送禁止用語になっているようだ。

特徴
 植物状態になってからの寿命は10年程度と言われるが、より長生きする場合もある。
 脳が死んでいる場合には治癒する可能性はまず無いが、脳の細胞が死んでいなかった場合は、希に意識が戻る場合もある。

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