星蝕 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学編 (UAST) |
読み:せいしょく |
外語:star eclipse |
品詞:名詞 |
月による星の蝕(食)のこと。月が天球上を移動するさい、恒星や惑星の上を通過することがある。これが星蝕である。
正字では「星蝕」と書くが、「蝕」が当用漢字・常用漢字から漏れたため、今では「星食」と書かれることが多い。
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特徴 |
星蝕のうち、恒星を蝕するものを恒星蝕、惑星を蝕するものを惑星蝕という。
恒星蝕 |
白道(天球上の月の軌道)上に恒星は無数にあるので、暗い恒星の蝕であれば頻繁に見られるが、明るい恒星の蝕となると希である。
1等星で星蝕になりうる恒星は、次の4つである。
惑星蝕 |
惑星は黄道付近を移動するので、白道と黄道の交点付近で、希に惑星蝕を見ることができる。
黄道付近では、惑星が恒星の手前を通過する現象も発生するが、これは惑星蝕とは呼ばない。
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