ロッシュローブ |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY) |
読み:ろっしゅろーぶ |
外語:Roche lobe |
品詞:名詞 |
ロッシュモデルにおいて、ラグランジュの平衡点L1とL2を通るもの。その星の重力が影響する範囲を表わす。
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概要 |
ロッシュモデルとは、近接連星系を構成する星の形状を表わすポテンシャルモデルである。
ラグランジュの平衡点L1を通るものを内部臨界ロッシュローブ、L2を通るものを外部臨界ロッシュローブといい、単にロッシュローブと言ったときは前者を意味することが多い。
特徴 |
それぞれの星のロッシュローブ内では、その星の重力が最も強く働く。
連星系のうち重い方が進化し赤色巨星になった場合、その星の半径がロッシュローブを超えることがある。この場合、その星表面のガスは相手の星のロッシュローブ内へと流れ込む。
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