オリオン腕 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY) |
読み:オリオンわん |
外語:Orion Arm |
品詞:名詞 |
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概要 |
太陽系が属する渦状腕である。
地球から見ると、オリオン腕はオリオン座が見える方向の近くに確認されるため、このように呼ばれている。
ペルセウス腕といて・りゅうこつ腕の間にあり、双方の腕との接続が確認されている。天の北極から銀河系を見て、「いて・りゅうこつ腕」より回転方向側に存在する。
太陽系から2000光年程度の距離でペルセウス腕との太い接続が確認されていることから、ペルセウス腕の枝ではないかとする仮説も存在する。
特徴 |
範囲 |
オリオン腕の幅が約1000光年で、太陽系は中央付近にあるため、概ね500光年以内にある天体は、オリオン腕内にあると考えられる。
それ以遠でも、2000光年前後までであれば、腕内にある天体の可能性が高い。
主な天体 |
オリオン腕にある代表的な天体は、次の通りである。概ね距離順に配列したが、複数の説があるものは、そのうちの一例を採用した。
地球・太陽に近い恒星については「近距離恒星」も参照のこと。
前後の渦状腕 |
(←回転方向) ペルセウス腕 ‐ オリオン腕 ‐ いて・りゅうこつ腕
リンク |
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