れいめい
読み:れいめい
外語:Reimei
実験衛星れいめい(黎明)。
JAXA
の宇宙科学研究本部(
ISAS
)が開発した小型衛星で、衛星基盤技術の開発試験とオーロラの微細構造の観察を行なう。
目次
情報
基本情報
仕様
その他仕様
沿革
特徴
名称
目的
状況
打ち上げまで
打ち上げ
情報
基本情報
所有国:
日本国
打ち上げ: 2005(平成17)年8月24日06:10(
23日
@923)
ロケット: ドニエプルロケット
発射台: バイコヌール宇宙基地 No.109サイロ
質量: ‐
搭乗員: なし(無人)
国際標識番号: 2005-031B
衛星計画名: INDEX
軌道: ‐
仕様
衛星バス: ‐
設計寿命: ‐
目標寿命: ‐
質量: ‐
発生電力: ‐
形状及び寸法: ‐
その他仕様
CPU: SuperH(推定)
OS:
μITRON
(推定)
沿革
2005(平成17)年8月24日06:10(
23日
@923): 打ち上げ
特徴
名称
衛星名の黎明は関係者から募集した名前から選ばれた。若葉・未来・暁・黎明・息吹などで最終検討され、このうち他の衛星名候補などを除いた結果、黎明と息吹の何れかを選ぶこととなった。
INDEXチームの中では黎明と息吹で最後まで揉めており、若手は「いぶき」を、プロジェクトマネージャーの齋藤宏文教授が「れいめい」を推していた。
なぜ「れいめい」なのか。齋藤教授は「黎」という漢字が好きだからと意味不明な答弁。挙動不審な齋藤教授を更に問い詰めたところ「実は初恋の子が黎子だった」と白状したことから、情が勝り「れいめい」に決したとする。
目的
衛星の目的は、次世代の先進的な衛星技術の軌道上での実証、小規模・高頻度の科学観測ミッションの実現、インハウス技術の蓄積、若手技術者・科学者の育成、である。
INDEX 1号機では、衛星基盤技術の開発として高速CPUによる衛星の統合化制御やリチウムイオン電池、反射板付高効率太陽パドルの搭載実験を、また科学観測ミッションとしてオーロラカメラと粒子センサーによるオーロラの微細構造の観測を、それぞれ行なう予定とした。
衛星は小型化のため、コンピューターは一台だけしか積まれておらず、これで全ての制御を行なうことになる。
状況
打ち上げまで
元々は
H-IIAロケット
のピギーバック衛星として打ち上げられる予定だったが、資金不足でロケットの調達が難しくなり、ドニエプルロケットによる打ち上げとなった。
打ち上げ
2005(平成17)年7月12日にカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地のクライニー空港に到着し、12〜13日に掛けて射場の組立・試験棟No.31へと運ばれた。
7月13日には衛星はクリーンルームへと移され、打ち上げに向けた準備が開始された。
そして2005(平成17)年8月24日06:10(
23日
@923)に射場のNo.109サイロよりドニエプルロケットによって打ち上げられ、打ち上げ後15分14秒後にロケットの三段目から分離され、ほぼ予定通りの軌道に投入された。
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