陰茎 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官名称編 (BBORGN) |
読み:いんけい |
外語:penis |
品詞:名詞 |
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概要 |
ペニスは、大きく次のように分けられる。
つまり、男性のシンボルは、大きくは陰茎、亀頭、亀頭冠と三つに分けられ、そのうち茎の部分を陰茎という。また、陰茎から亀頭にかけて存在する皮を包皮という。
但し、俗には全体として陰茎と呼ばれている。医界では全体としてはペニスと呼ぶことが多いようで、対応する日本語名は知られていない。恐らく、全体を指すのは「ちんこ」が適切な日本語と思われるが、しかしこれは放送禁止用語である。なお、ペニスは放送禁止用語ではない。
この陰茎は、女性の小陰唇に相当する。
特徴 |
構造 |
人間を含め、哺乳類の陰茎は、全体が海綿体でできており、かつ内部に尿道が通っているのが特徴である。
尿道は、尿が通ると共に、精液も流れる。従って、泌尿器であると共に、生殖器でもある。
また、人間以外の殆どの動物では、陰茎には骨があり、これを陰茎骨という。哺乳類には普通に見られるが、霊長目では高等になるほど退化し、ついに人間の陰茎では骨が消滅している。また猿の一部の種も陰茎骨を持たない。
海綿体と血管 |
陰茎には、陰茎海綿体、尿道海綿体、それに続く亀頭がある。このうち、勃起に関係するのは陰茎海綿体であり、これは左右に二本ある。この海綿体は、陰茎の先端部から根元まで伸びている。
陰茎の血管には二つの流れがある。
非勃起時は、DA→CA→PV→EVの流れが優勢である。毛細血管を通るので、血流量はそれほど多くはないと考えられる。
勃起時は、海綿体洞(CS)の平滑筋が弛緩し、これによって海綿体洞の血流が増加し、その圧力で後海綿体静脈(PV)の流れが阻害される。このため、DA→HA→CS→PV→EVの血流が優位となり、もって勃起が持続されるものと考えられている。
形状 |
日本人の場合、元ソース不明のある情報によると、次のようだとされている。
成人日本人の陰茎の長さは、勃起時で13cm前後と言われている。
なお、膣の長さ(膣口から子宮口までの距離)が概ね7cm〜8cmということで、勃起時で7cm程度以下の場合を医学的に短小(マイクロペニス)と呼ぶ。
寸法 |
2005(平成17)年4月11日に発表された「Penis Size Around The World」なるランキングによると、勃起時の平均的なペニス長は、次のとおりだとされている(長い順、同じ場合は50音順)。
データの無い国が多いが、平常時の長さが示されている国は、それを併記する。
日本ではよく、アメリカ人のペニスは大きなものと考えられているが、実際にはそうでもないらしい。
また、世界でも有数の見栄っ張りである朝鮮人はこの結果が非常に屈辱であったらしく、このサイトに勃起時は6.1インチ(15.49cm)だ、なる情報を突きつけたらしい。もってサイトには、「こんな情報を朝鮮人からもらったが、証拠がないから調査中です(意訳)」という記述が加わり更に恥をさらし、後に説明は「親切な読者から提供された、韓国消費者保護院の大学キャンパスでの研究結果です(意訳)」に置き換わるが、最後にはページ自体が消滅してしまった。南鮮からの攻撃に耐えかねた模様である。
疾病 |
陰茎に関連する疾病に、次のようなものがある。
リンク |
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