相対アドレッシング |
辞書:科学用語の基礎知識 半導体用語編 (IYIC) |
読み:そうたいアドレッシング |
品詞:名詞 |
アドレスを指定する際に、特定のアドレスからの相対距離で指定する方法。
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概要 |
ある基準を用意して、これに相対距離を別に用意して加算することでアドレスを指定する。
基準となるアドレスは大きく、プログラムカウンター(PC)などの専用レジスターか、またはアドレスの指定に使用できる汎用レジスターのどちらかが使われることが多い。
特徴 |
メモリー |
メモリー上の配列データを参照する場合、配列の先頭アドレスをレジスターに置き、そこからのオフセットを加算することで、目的のデータを参照できる。
この時、Z80なら「LD A, (IX+5)」のような、H8なら「MOV.B R0L, @(5,ER6)」のようになる。
ジャンプ |
ジャンプ命令ではプログラムカウンター(PC)を基準としたPC相対ジャンプがよく使われる。
相対ジャンプ命令を利用するとプログラムをリロケータブルにできるため、現在主流のプロセッサーは相対ジャンプ命令を持っている。
リンク |
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