皆既日蝕 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学編 (UAST) |
読み:かいきにっしょく |
品詞:名詞 |
日蝕のうち、太陽‐月‐地球が一直線となり、かつ太陽の視直径よりも月の視直径の方が大きい場合、その地域では皆既日蝕となる。「皆既日食」とも。
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概要 |
皆既日蝕となると、太陽が月の影に隠れて完全に見えなくなる。
この間は太陽光が遮られ実質的に夜と同様となり、皆既日蝕が見られる範囲内は真っ暗となる。
特徴 |
日蝕は、誰でも観測できる天体現象ということで人気がある。
学問的にも、普段は見ることの出来ない太陽コロナが比較的容易に観測できるとあって、観測面でも重要視されている。
また、アインシュタインの一般相対性理論が導き出す「重力レンズ」理論は、1919(大正8)年の日蝕観察で実証され、観測事実となっている。
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