界面活性剤
読み:かいめん-かっせいざい
二つの物質の界面(表面)に働き、境界面の性質を変える物質のこと。一つの分子中に、親水基と疎水基を両方持つ。
概要
一分子中に、水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(疎水基)を両方持つ。このため、水と油を混ぜ合わせて乳化し、溶液中に分散させる「乳化剤」としての働きを持っている。
より具体的には、表面張力の低下、乳化、洗浄、起泡、消泡、浸透・湿潤等の働きがあり、界面活性剤が配合された洗剤はこれらの性質を使って油汚れを落としている。
特徴
分子中の親水基の性質により、次のように分類される。
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