無機物 |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質用語編 (NSUBY) |
読み:むきぶつ |
外語:inorganic matter |
品詞:名詞 |
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起源 |
かつて、自然界の物質を無機物と有機物に二分した際、生命の働きの無いものを無機物もしくは無機化合物と呼んだのが由来である。
生気説の崩壊 |
昔は、有機物は生物の神秘的な力でしか作れない物質と考えられていた。これを「生気説」という。しかしウェーラーの実験により、これは誤りであることが示された。
これをもって、無機物・有機物という区分は、現実的に意味を持たなくなったのである。
現在の定義 |
現在は、「有機物として定義されているもの以外の物質」全てを無機物として扱っている。
炭素を含まないものは全て無機物で、炭素を含んでいても一酸化炭素、二酸化炭素および炭酸塩は無機物である。
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