渦巻銀河 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY) |
読み:うずまきぎんが |
外語:spiralgalaxy |
品詞:名詞 |
銀河の中で、星や星間物質などで凸レンズ状の構造を中心部に作り、その周囲に腕のような渦巻き構造が見られる銀河のこと。
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概要 |
中心にある凸レンズ構造を銀河バルジ、腕のある円盤部分をディスクと呼び、腕を渦状腕と呼ぶ。
ハッブルの銀河分類では記号Sで、渦巻きの強さに応じて3種類、(強)Sa→Sb→Sc(弱)と分類される。
特徴 |
バルジ部分は老いた星が多く分布しており、その中心部には巨大なブラックホールが存在するものも観測されている。
ディスク部分には若い星や、星を作り出す領域(星間分子雲や大質量星形成領域)が多く存在する。
また、ディスク部分は銀河中心の周りを回転運動している。
代表的なものに、アンドロメダ銀河(M31)などがある。
リンク |
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