接地2P |
辞書:科学用語の基礎知識 電気工事編 (NPOWC) |
読み:せっち-にピー |
品詞:名詞 |
日本の交流コンセントの標準に接地(アース)ピンのついたものの俗称。日本国内だけでも100V用や200V用などがありうるが、単に接地2Pといえば、日常的な100V用をいうことが多い。
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概要 |
洗濯機や冷蔵庫など、接地が必要な機器のために接地用の電線(緑、または緑/黄色の縞模様で、先端はU字の金具になっている)とネジが用意されていることも多いが、取り付け/取り外しが不便である。
そこで、この接地をピンとして用意したものが、「接地2P」である。
以前は「3P」とも呼ばれたが、三相交流用のプラグなどと混乱しないよう、接地ピンはPの数に含めない表記が使われるようになっている。
特徴 |
接地2Pに対応したコンセントやテーブルタップには、2P(接地ピンのないもの)もそのまま刺さる。
逆に、従来からある2P(接地ピンのないもの)の家庭用コンセントやテーブルタップには、接地2Pのプラグは刺さらない。そこで、2Pに変換するためのアダプター(俗称は豚鼻)も多用される。
国際的にはAタイプアウトレットの一つとして扱われる。
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