尿素窒素 |
辞書:科学用語の基礎知識 医学・用語編 (BMEDY) |
読み:にょうそ-ちっそ |
外語:UN: Urea Nitrogen |
品詞:名詞 |
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概要 |
蛋白質をはじめとする窒素化合物が体内で分解されるとアンモニアを生じるが、これは有毒であるため、哺乳類はアンモニアを安全な尿素に変換するように進化した。
しかしもし急性あるいは慢性の腎不全となり腎臓の働きが低下すると、濾過しきれない尿素が血中に残ってしまう。
そこで、血中の尿素窒素量を量ることで、腎臓が機能しているかどうかを判断することができる。
単位は「mg/dl」である。
正常値 |
基準値は、8.0〜20.0mg/dlである。
もし基準値を超えている場合は、腎機能を調べるための精密検査が必要である。
40mg/dlを超えていれば腎不全が疑われる。100mg/dlを超えると尿毒症を生じる可能性が高まり、危険である。
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