寛解 |
辞書:科学用語の基礎知識 医学・用語編 (BMEDY) |
読み:かんかい |
外語:remit/o |
品詞:さ変名詞 |
病気の症状が、一時的または継続して軽減した状態のこと。緩解とも。
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概要 |
がん、白血病など、再発の危険性が高い、難治性の病気治療において使われる。
がんであれば、腫瘍が縮小して症状が緩和されることを部分寛解、がんの症状がなくなり検査数値が正常値となることを完全寛解という。白血病なら症状が完全に見られなくなった状態を完全寛解という。
特徴 |
完全寛解が5年間維持されれば再発の可能性が低いとみなされ、一応の治癒とされる。このため、治療開始から5年後に生きているかどうかを表わす「5年生存率」という言葉もある。
とはいえ腫瘍が完全に消滅していないことも考えられる以上、10年、20年という長期的視野で見た場合には再発/再燃の可能性はある。
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