塩酸イミプラミン |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM) |
読み:えんさんイミプラミン |
外語:Imipramine Hydrochloride |
品詞:名詞 |
第一世代三環系抗鬱薬の成分。脳内のセロトニン(5-HT)及びノルアドレナリン(NA)の神経終末への取り込みを阻害するが、このうちNA取り込み阻害がより強い。
分子式C19H24N2・HCl。分子量316.87。常温では白色または微黄白色の結晶性の粉末で、無臭。融点は170℃〜174℃(分解)。CAS番号113-52-0。化学名N-[3-(10,11-Dihydro-5H-dibenz[b,f]azepin-5-yl)propyl]-N,N-dimethylamine monohydrochloride。
塩酸イミプラミン
鬱病の治療に用いる。また、少量を昼夜の遺尿(夜尿症)の治療に使うが、抗利尿ホルモン不足に起因する症状の場合は他の薬を用いる。
製品例にトフラニール(日本チバガイギー)がある。
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