塩分 |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質用語編 (NSUBY) |
読み:えんぶん |
外語:salt |
品詞:名詞 |
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概要 |
栄養表示においては、食品中に含まれる食塩量を示す。塩気。
海水においては、海水中に含まれる塩(えん)の量をいう。微量なので単位は海水1kg中のグラム数(パーミル)または海水1kg中のミリグラム数(ppm)で表わす。
特徴 |
濃度 |
海は、場所により塩分濃度は様々だが一般に30〜35パーミル、つまり3〜3.5%とされる。
人間の血中塩分濃度は、約0.9%とされる。
必要量 |
成人で一日所要量は1.3g(ナトリウムで0.5g)程度である。
かつての厚生省(現在の厚生労働省)によれば、1日10g(ナトリウムで3.9g)以下が望ましいとする。
WHOによる一日許容摂取量(ADI)は1日5gで更に厳しいが、現在の日本人は一日約12gの食塩を摂取しているとされている。
摂りすぎについての考え方 |
そもそも、人間は、塩分がないと生きられない。
塩分は、毎日摂取しなければならない。
そのとき、塩辛いと感じない程度の塩分であれば、健康には何の問題もない。
保健所の言うことを聞いて減塩などをしても、長生きはできない。
リンク |
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