四環系抗鬱薬 |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・用語編 (BPHAR) |
読み:よんかんけいこううつざい |
外語:tetracyclic antidepressants |
品詞:名詞 |
ノルアドレナリンに影響を与えるタイプの抗鬱薬。第二世代の抗鬱薬。分子構造中に4個の環構造があることから、この名がある。
四環系抗鬱薬の例 [塩酸ミアンセリン]
脳内の神経終末でシナプス前にあるα2受容体を遮断しノルアドレナリンの放出を増加させるタイプと、ノルアドレナリン再取り込みを阻害するタイプがある。
三環系抗鬱薬の問題だった副作用が若干軽くなっている。その分使いやすいといえるが、効果は三環系には及ばない。遅効性なのも三環系と同様である。
四環系抗鬱薬の代表に、塩酸マプロチリン(ルジオミール(日本チバガイギー))、塩酸ミアンセリン(テトラミド(三共))、マレイン酸セチプチリン(テシプール(持田))、などがある。
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