共振器 |
辞書:科学用語の基礎知識 電子用語編 (NELECY) |
読み:きょうしんき |
外語:resonator |
品詞:名詞 |
高周波を閉じ込めておく素子。レゾネーター、タンク回路とも。
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概要 |
様々な周波数の振動の中から、特定の周波数の共振を選び出したり、増幅したりできる。
電波信号の元となる搬送波を作ったり、またはマイクロコンピューターを動作させるための同期信号を作ったりする際など、様々な用途に利用されている。
特徴 |
音叉を二つ並べて片方を弾くと、もう片方の音叉は触れていなくても共振を始める。
このように、物質には固有振動数を作用させると大きく共振するという性質があり、この性質を利用して特定の周波数の振動だけを増幅するものが共振器である。
共振器には、中空の金属筒を使った空洞共振器や、圧電素子の共振を用いるセラミック共振器などがあり、フィルター回路などによく使われている。
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