ブロマゼパム |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM) |
読み:ブロマゼパム |
外語:bromazepam |
品詞:名詞 |
マイナートランキライザー(抗不安薬)の一つ。ベンゾジアゼピン(BZP)系抗不安薬の一つ。第三種向精神薬。
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物質の特徴 |
分子式C14H10BrN3O、分子量316.15。融点約245℃(分解)。CAS番号1812-30-2。
ブロマゼパム
薬効薬理 |
他のBZPと同様、不安や緊張を除き、心を落ち着かせる働きがある。
副作用で、鎮静・催眠作用、筋弛緩作用(脱力)による肩こり腰痛の緩和、痙攣の緩和などがある。口渇、食欲不振なども数%の率で起こりうるとされる。
作用機序 |
GABAニューロンのシナプス後膜に存在する「ベンピン受容体」に結合し、抑制性のニューロンの神経伝達物質として働く。こうして、不安や緊張を除き、心を落ち着かせる働きがある。
製品例 |
特徴 |
効能・用途としては、神経症や鬱病による不安や緊張の緩和である。
類する薬剤にエチゾラム(製品例デパス)があるが、ブロマゼパムは眠くなりにくいという点でファンが多い。
等力価換算値はデパス1.5=レキソタン4といわれる。
リンク |
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