エチゾラム |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM) |
読み:エチゾラム |
外語:etizolam |
品詞:名詞 |
マイナートランキライザー(抗不安薬)の成分。チエノジアゼピン系精神神経用剤の一つ。
分子式C17H15ClN4S、分子量342.9。CAS番号40054-69-1。
エチゾラム
効能・用途としては、神経症や鬱病による不安や緊張の緩和、筋収縮性頭痛、頸椎や腰などの痛みなど。副作用は筋弛緩と、それに伴う歩行困難などの症状がある。
この薬は中枢性の筋弛緩作用があるため肩凝りなどにも効果があり、整形外科の診察などでも普通に手に入る。肩凝りで病院へ行き、貰った薬の説明書きに "精神安定剤" などと書かれていて驚く人もいたりするが、この場合の医者の処方に誤りは無い。但し、エチゾラムは耐性が出来やすく、飲んでいるうちに肩凝りにも効かなくなってくる。
製品例に "デパス" など多数ある。
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