チップ型
読み:チップがた
非常に小さな部品のことで、表面実装部品(SMD)のうち角型チップ部品をいう。
概要
一般に受動素子である。
LED含むダイオードは、受動部品ということもあれば、能動部品ということもある。
特徴
寸法
一般に細長い形状であり、大きさによって分類がある。
一般に4桁の数値で表わし、最初がL寸法(長さ)、次がW寸法(幅)である。なお、T寸法(厚さ)は小型のものはW寸法(幅)と同じものが多いが、容量が大きくなると変わって来る。
なお、JISでは当然メートル法だが、アメリカではインチに換算したサイズを用いており、4桁の数字についてJISと衝突しているものがある。JIS規格のサイズであることを明確化するためには、最後にメートルを意味するMを附する(例: 0603M)。
他にもいくつかのサイズがあるが、普及していないものは略している。[]内はアメリカEIAによるサイズでインチ基準である。
小型化
携帯機器などの小型化に伴って、部品も小型化している。
部品が小型化すれば、その分小型軽量になったり、材料の原材料費が下がるため低コスト化するだけでなく、寄生抵抗や寄生容量、寄生インダクタンスなどを減らすことができ部品としての特性も向上するなど、利点が多い。
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