ダイナミックレンジ |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:ダイナミック-レンジ |
外語:dynamic range |
品詞:名詞 |
電気信号などを扱える大きさの範囲のこと。
歪みが一定範囲内の最高値とノイズに埋もれないで済む最低値との比で、単位はdBで表わされる。
音声においては音量の最大と最小の差、増幅回路であれば最大出力レベルと残留ノイズレベルの差、映像では最も明るい部分と最も暗い部分の差をいう。
CDプレイヤーはじめPCMの場合、理論値(dB)は6.02×ビット数+1.76で求められる。CDでは基本的に16ビットであるから98.08dBが理論上最高となるが、内部回路の歪みやノイズで実際にはそれより小さな値になる。それでもS/N比は100dB以上と表記する製品があったりするので騙されてはいけない。
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