ちょうこくしつ座銀河群 - 通信用語の基礎知識

地球からみてちょうこくしつ座方向に存在する銀河群。局部超銀河団に属する。

情報

基本情報

座標(2000年分点)
- 赤経: 00h 23m 38.2s (ICRS)(SIMBAD)
- 赤緯: -38°00′01″(ICRS)(SIMBAD)
- 銀経: 329.4316°
- 銀緯: -77.6602°
所属
- 星座: ちょうこくしつ座
- 階層: 局部超銀河団→ちょうこくしつ座銀河群
距離
- 約6300万光年
- 赤方偏移: z=0.0046
  - 光が届くまでの時間: 約0.05億年 (z=0.000390から計算)
  - 実際の距離: 約0.05億光年 (z=0.000390から計算)
等級: 10.3等 (明るい方から10番目の銀河の赤色域等級)
タイプ
- BM型: I

物理的情報

観測情報

視直径: 25×20°
視線速度(RV)=後退速度
- 117km/s(101.1km/cBeat) (SIMBAD)
- みかけの後退速度: 116.9km/s(101.0km/cBeat) (z=0.000390から計算)
- 実際の後退速度: 116.95km/s(101.0km/cBeat) (z=0.000390から計算)

主なカタログ番号

特徴

所属銀河

ちょうこくしつ座銀河(NGC 253)を中心に、十数個の銀河が属する。

前景銀河

長く、不規則銀河NGC 55、渦巻銀河NGC 300、およびそれらの伴銀河は、この銀河群に属すると考えられてきた。

しかしこれら銀河の距離が測定されると、ちょうこくしつ座銀河群とは重力的に関係を持たない、前景銀河であることが判明した。

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