nimoca
読み:にもか
外語:nimoca
西日本鉄道
の子会社である株式会社ニモカなどが発行し、九州の私鉄等が採用した
ICカード乗車券
の愛称。ソニーが開発した
FeliCa
システムを採用している。
目次
仕様
概要
目的
沿革
特徴
利用可能地域
販売額
ポイント
電子マネー
仕様
導入: 2008(平成20)年5月16日
カードタイプ: Cタイプ (
FeliCa
)
カード規格: サイバネ規格
ID番号: NR ([N]ishi-Nippon [R]ailroad)
導入エリア:
西日本鉄道
、熊本市電
利用者数: 不明
相互利用:
SUGOCA
、
はやかけん
、
交通系ICカード全国相互利用
参加
運賃支払い機能
プリペイド方式によるSF機能
定期券機能
カード種別
プリペイド券 (無記名式、記名式) SF機能
定期券 (記名式) SF機能+定期券機能
デポジット: 500円
会費等: 無料
紛失時: 記名式のみ再発行可能 (再発行手数料無料)
電子マネー機能: あり
その他サービス: ポイントサービス
概要
目的
福岡市交通局
を除く九州北部の私鉄でおもに利用できるICカード乗車券である。
JR東日本
の
Suica
と同様、
電子マネー
にも対応。
九州圏の
SUGOCA
/
はやかけん
と、
Suica
との相互利用が2010(平成22)年3月13日から行なわれており、さらに2013(平成25)年3月23日からは
交通系ICカード全国相互利用
に伴い全国各地で相互利用が開始された。
沿革
2008(平成20)年5月16日: サービス開始
2009(平成21)年8月30日: 西鉄グループの全路線バスと近距離高速バスに導入
2010(平成22)年2月27日: 昭和バスで利用開始
2010(平成22)年12月26日: 大分交通・大分バス・亀の井バスで「めじろんnimoca」利用開始
2013(平成25)年3月23日:
交通系ICカード全国相互利用
開始
2013(平成25)年4月1日: JR九州バスで利用開始
2014(平成26)年3月28日: 熊本市電で利用開始
2015(平成27)年3月14日: 筑豊電気鉄道で利用開始
2015(平成27)年11月14日: 宮崎交通で利用開始
2017(平成29)年2月16日: 佐賀市交通局で利用開始
2017(平成29)年3月25日: 函館市電、函館バスで「ICAS nimoca」(イカすニモカ)利用開始
特徴
利用可能地域
九州エリア
西鉄バスおよび西鉄グループバス全路線
熊本市電
昭和バス
福岡・前原地区全路線
日田バス
杷木・浮羽線(日田以降初乗り〜高塚間を除く)
日田市コミュニティバス「ひたはしり号」
大分交通・大分バス・亀の井バス
大分市内全線、大分〜向の原線、大分〜竹田線、大分〜臼杵線、大分〜佐伯線、大分〜国東線、大分〜別府線
別府市内全線、佐伯市内全線(コミュニティバスでは利用不可)
亀の井バス全線(由布市コミュニティバスでは利用不可)
JR九州バス
直方線全線(宮若市コミュニティバスでは利用不可)
筑豊電気鉄道
宮崎交通
佐賀市交通局
北海道エリア
函館市電・函館バス
このほか、当初より
SUGOCA
、
はやかけん
と相互利用をしている。
西日本鉄道と西鉄電車、西日本鉄道と福岡市地下鉄を乗り継ぐ場合、「nimoca」に連絡定期券を搭載することが可能。
販売額
2000円で販売されている。うち500円がデポジットとなる。
チャージ等に対するプレミアム額は存在しないが、地下鉄乗車に対するポイント還元が存在する。
ポイント
1ヶ月の対応エリア(相互利用エリアを除く)での運賃合計の2%(昭和バスは5%)が基本ポイントとして還元される。
また、金額に応じて、ボーナスポイントが加算される。従って、乗るほどお得である。
2,000円到達時 ‐ +50ポイント
4,000円到達時 ‐ +100ポイント
6,000円到達時 ‐ +150ポイント
8,000円到達時 ‐ +200ポイント
10,000円到達時 ‐ +250ポイント
12,000円到達時 ‐ +50ポイント
14,000円到達時 ‐ +100ポイント
電子マネー
nimoca加盟店では、電子マネーとしても使用できる。
また、
交通系ICカード全国相互利用
により、対応する各カードの加盟店でも使用できる。
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