女性専用車
読み:じょせい-せんよう-しゃ
外語:women only car
女性だけが乗れるように定めた車両のこと。「女性専用車両」とも。蔑称で「女性隔離車両」や「女隔離車両」と呼ばれることもある。
概要
元々は第二次世界大戦終了直後、GHQの指示で「婦人子供専用車」が中央線と京浜東北線に設けられたもの。
「化粧臭い」などの苦情が女性の側から出たため、京浜東北線ではすぐ廃止され、残った中央線でも1973(昭和48)年に廃止された。
その後、1990年代に入って寝台特急など夜行列車に設置される例が増え、2000(平成12)年には京王電鉄で深夜の新宿発の列車に設定された。これはかなり好評であったらしく、その後はJR埼京線、JR大阪環状線でも導入され、以降は全国都市圏の鉄道に普及した。
特徴
利用条件
「女性専用」という名であるが、一般には、子供(小学生以下)や、身体障害者とその介護者(男性を含む)も利用可能だとアナウンスされている。
また、この乗車条件についても義務ではなく、鉄道会社からの「任意のお願い」の水準であり、実際には老若男女誰でも乗ることは(法的には)可能である。
従って、ただ女性専用車に乗車しているだけの男性客を「女性専用車だから」と無理矢理降ろす行為は強要罪にあたる。
現状
都会の鉄道は、特にラッシュ時間帯は「戦争状態」であり、ただでさえ「すし詰め」で乗ること自体が困難な状況である。そのうちの一両に乗ることが出来なくなるということは、混雑が更に酷くなると言うことに繋がる。
女性専用車は全員着席、隣の一般車両はすし詰めという写真時折紹介され、そのたびに話題を呼ぶことになった。
そして、朝夕ラッシュ時間帯には乗車率200%近くを記録し、超満員で殺気立つ東急田園都市線にまで導入された。
その後
この動きの裏には、男女が憎しみ会う社会を作るための、おかしな政治活動家「フェミ団体」が存在しており、その政治活動というのが実態である。
特権獲得に成功したフェミ団体およびそこから政治資金を得ている国会議員は、次なる特権獲得として、朝夕のラッシュ時間帯の電車に親子連れ専用が利用できる「キッズ車両」の導入を金子一義 国土交通相に要請した。
曰く、勤務先付近の託児所や保育所等に子供を預けられるよう、乳母車(ベビーカー)のまま快適に乗車できる車両を作れ、とのことである。
もちろん、こういった動向を一般国民が黙認しているわけもなく、「女性専用車両に反対する会」が設立され活動が続けられている。2009(平成21)年3月4日には日本文化チャンネル桜に会員が出演し、状況報告などをした。
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