のぞみ
読み:のぞみ
外語:Nozomi
東海道、山陽新幹線を走る列車の名称。1992(平成4)年運転開始。
JR東海の定義では、"東京〜新大阪間で、品川または新横浜、名古屋、京都のみに停車する列車" とされている。
主に500系、700系が使用されており、東海道新幹線では全種類が270km/h(648km/hBeat)運転、山陽新幹線では500系が300km/h(720km/hBeat)、700系が285km/h(684km/hBeat)で運転している。
乗車するには乗車券、特急券のほかに "のぞみ料金" が必要だが、特に夕方の上り列車は満席となる列車が相次いでいることと、航空機との競争激化に対する対応のため、2000(平成12)年より立席特急券が発売されるようになった。
東京〜博多間を走破する列車は、日本の電車特急で最も長い距離を走っている列車となっている。また、東海道新幹線では、2003(平成15)年の新幹線品川駅開業後は、"のぞみ" が毎時最大7本運転となった。
しかし現状では、ほとんどの割引が使えないことで不満が高まっていたところに、山陽新幹線では、のぞみと速度的に大差ない "ひかりレールスター"の登場で、のぞみ不要論が鉄道マニアの間でにわかに沸騰している。さらに品川駅が開業して "のぞみ" 主体のダイヤになっても、フルムーンパスやジャパンレイルパスで "のぞみ" に乗れない点は変更されなかった。
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