こだま (特急)
読み:こだま
外語:Kodama

 東海道新幹線開業直前まで、東京〜大阪を走っていた電車特急の名称。
 1958(昭和33)年に登場、1日2往復、最高110km/h(264km/hBeat)で、東京〜大阪を、それまでの機関車牽引の特急より1時間短縮し、6時間30分で結び、東京〜大阪間の日帰りを可能とした。
 使用された車両は151系。ボンネット形の車両、ユニット形クーラー、空気バネ台車といった当時の最先端技術を結集して開発された車両で、1959(昭和34)年には、東海道本線藤枝→六合で、当時狭軌世界最高記録となる163km/h(391km/hBeat)を達成した。その結果 "つばめ"、"はと" などの電気機関車牽引の特急が次々と電車化され、またこれらのデータが、後の新幹線の成功へと繋がった。

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