E型舗装軌道
読み:イーがたほそうきどう

 保守の省力化を図る目的で1980年代に鉄道総研が開発した、軌道の敷設方式の一。
 まくらぎの太さを通常の3.5倍ほどにした上で、まくらぎと、まくらぎの下にある石の両方を、アスファルト系の填充材で固めたもの。
 山手線原宿駅構内で試験的に採用され、ある程度の目的は果たすことができたが、敷設コストが1kmあたり5億円と高いことと、敷設工事中は徐行が必要になるという欠点があり。広まることは無かった。この欠点を克服したTC型省力化軌道が最近開発され、現在導入が進んでいる。
 
 

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