E501系
読み:イーごひゃくいちけい
外語:E501 series

 JR東日本が運用している交直流通勤形電車。1995(平成7)年運転開始。
目次

主要諸元

運用線区

概要

背景
 常磐線は取手以北が交流電化区間である。そのため取手以北の列車の本数は少ない。それにも関わらず人が大量に乗ってくるため常磐線中距離電車の混雑率は相当なものがあった。
 そのため、東京への通勤圏として現実的な距離である土浦までの間に快速列車を走らせる計画が持ち上がり、それに対応する車両として作られたのがE501系である。これには、一部の老朽化した103系の更新の意味合いもあった。

運用

登場当初の運用
 E501系が登場すると早速上野〜土浦間の快速電車として運用され、所定の目的を果たすことができた。しかし、通勤形として開発されたがためにいくつかの問題点も発生した。
 そのためE501系の製造は1997(平成9)年を持って中止された。それ以降は土浦で運転系統を事実上分断するダイヤ編成にすることで土浦以南の列車本数を確保することになったのであった。

2007(平成19)年3月ダイヤ改正以降
 時は流れ、つくばエクスプレスの開業が間近になるとJR東日本はE531系を大量投入してそれに対抗することになり、E501系はトイレ設置などの改造を施した上で今度は土浦以北の常磐線と水戸線で運用されるようになった。

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