E501系
読み:イーごひゃくいちけい
外語:E501 series
JR東日本
が運用している交直流
通勤形
電車。1995(平成7)年運転開始。
目次
主要諸元
運用線区
概要
背景
運用
登場当初の運用
2007年3月ダイヤ改正以降
主要諸元
動力
電気方式: 直流1500V、交流20000V
集電装置: PS29
車両性能
最高速度: 120km/h(288km/hBeat)
営業速度: 120km/h(288km/hBeat)
加速度: 2.0km/h/s
減速度: -
車体
全長:
制御車 ‐ 20420mm
中間車 ‐ 20000mm
全幅: 2800mm
全高: 3690mm
車体重量: -
台車(M): DT61C
台車(T): TR246D
駆動機構
主電動機: MT70 (120kW)
駆動装置: TD平行
カルダン方式
(歯数比1:6.06)
制御方式:
VVVFインバーター制御
編成
MT比
: 2:3
基本編成: 4M6T
付随編成: 2M3T
保安装置
ATS-SN
ATS-P
運用線区
常磐線
土浦以北
水戸線
概要
背景
常磐線は取手以北が
交流電化
区間である。そのため取手以北の列車の本数は少ない。それにも関わらず人が大量に乗ってくるため常磐線中距離電車の
混雑率
は相当なものがあった。
そのため、東京への通勤圏として現実的な距離である土浦までの間に
快速列車
を走らせる計画が持ち上がり、それに対応する車両として作られたのがE501系である。これには、一部の老朽化した
103系
の更新の意味合いもあった。
運用
登場当初の運用
E501系が登場すると早速上野〜土浦間の快速電車として運用され、所定の目的を果たすことができた。しかし、通勤形として開発されたがためにいくつかの問題点も発生した。
通勤形ということでトイレが用意されなかったため、本当に土浦以南でしか運用できなくなってしまった
他の車両と性能が違うため、列車ダイヤは旧来の車両に合わせたものとなり、本来の性能を発揮できない
そのためE501系の製造は1997(平成9)年を持って中止された。それ以降は土浦で運転系統を事実上分断するダイヤ編成にすることで土浦以南の列車本数を確保することになったのであった。
2007(平成19)年3月ダイヤ改正以降
時は流れ、
つくばエクスプレス
の開業が間近になるとJR東日本は
E531系
を大量投入してそれに対抗することになり、E501系はトイレ設置などの改造を施した上で今度は
土浦以北
の常磐線と水戸線で運用されるようになった。
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