VVVFインバーター制御
読み:スリーヴィーエフインバーターせいぎょ
外語:Variable Voltage and Variable Frequency inverter control
電車を動かす方式の一つ。
概要
交流モーターを使い、それに流す電圧と周波数をVVVFインバーターで制御するもの。
交流モーターはメンテナンスがほぼ不要なのだが、パワーと回転数を制御するためには電圧と周波数を連続的にコントロールしなければならない。従来の技術では装置の大きさや価格の問題で電車への導入は出来なかったが、1990年代の半導体技術の急激な進歩によってそれが可能となった。これにより、大出力のモーターの積載や、モーターのメンテナンスフリーが実現した。
特徴
採用車両
現在日本向けに新しく造られている電車は100%この方式である。
国鉄〜JR東日本の車両で主なものは、次の通り。
機構
VVVFインバーター制御車のモーター出力は、他の制御方式のものに比べて小さく設定されることが多い。
VVVFインバーター制御の回路概念は次の通り。
- 電源(パンタグラフなど)
- DC→AC変換
- チョッパ
- 交流モーター
- 台車
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