ATS-SN
読み:エイティーエス-エスエヌ
外語:ATS-SN: Automatic Train Stop-Signal New type
ATS-SをJR東日本が改良したもの。JR北海道も使用している。ATS-SNとNは下付で書くのが正式である。
概要
停止信号直下で列車が停止していない場合は、即座に非常ブレーキをかけるように改良した。
また最近では、地上演算式の速度照査機能もついているものがある。ただし東海道本線にはJR東海に乗り入れる関係で、車上演算式の速度照査機能をつけた列車もある。
特徴
表示
この装置を搭載した車両には、乗務員室の扉の横に「SN」の表示が、また速度照査機能を搭載した車両には「SN●」の表示がある。
関連
ATS-S改良形は各社で採用しているが、それぞれ独自の開発で呼称も異なる。但し、動作周波数はいずれも同一なため、互換性が確保されている。
いずれもベースはSN型だが、各社の都合に応じた進化を遂げた。
SNに車上演算式の速度照査機能を搭載したものがJR東海のSTである。機能を略して小型化したものがJR西日本のSWで、JR四国のSSとJR九州のSKはSWと同等である。
JR貨物のものは、当初はSNを使っていたが、STの機能に対応しSFとした。
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