119系
読み:ひゃくじゅうきゅうけい
外語:Series 119

 国鉄が製造した近郊形電車。1982(昭和57)年運転開始。
目次

概要

背景
 
 飯田線に利用されていた旧型国電の置き換えのために製造されたものである。
 飯田線は路線が非常に長い(195km)にも関わらずが94もあるため性能は通勤形、車内設備は近郊形というものが要求されていた。しかし、そのような車両は国鉄には存在しなかった。そのため105系電車の性能と113系の車内設備を持った車両として新規製造された。

運用
 飯田線での運用に特化した性能と設備を持つため、現在でも飯田線で全車両が運用されている。
 かつては東海道線の静岡地区に置ける車両不足の関係から、するがシャトルという名称で東海道線を走っていたことがあったが、高速性能が根本的に不足していて現場や乗客から不評を買った。そのため、するがシャトルは早期に廃止されている。

現在
 国鉄分割民営化の際は全車両がJR東海に継承された。
 事故廃車が2両存在するが、それ以外の車両はワンマン化対応工事が行われるなどして現在も飯田線で利用されている。

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