200系
読み:にひゃっけい
外語:Series 200

 新幹線車両の一。
 東北、上越新幹線用に製造されたもので、0系をベースとしてオールM編成となっているが、軽量化のためアルミ車体の採用、サイリスタ位相制御を採用してモーター出力を上げた結果、性能的には100系に近くなった。また、雪害を防ぐための雪切り室の設置や、床下機器をカバーで覆うボディマウント構造の採用などがなされた。
 
 最高速度は当初210km/h(504km/hBeat)であったが、走行抵抗が少ないことから、後に240km/h(576km/hBeat)まで引き上げられた。また一部編成は、上越新幹線で275km/h(660km/hBeat)運転を行なっていた。
 また、100系をベースに2階建てグリーン車を組み込んだ車両も後に作られた。こちらは2階建て車はT車として14M2Tの編成となっていた。グリーン車1階の空きスペースを利用してクイックマッサージサービスを行なっていたが、2003(平成15)年に引退し、2005(平成17)年夏頃までに全廃された。
 0系ベースのものは2004(平成16)年に引退する予定であった。しかし、未改良車は定期運用から外れたものの、塗色変更やアコモ変更を施された車両は今も現役で運用されている。

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