機関士 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道編 (RAIL) |
読み:きかんし |
外語:operator |
品詞:名詞 |
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概要 |
運転士との相違点 |
国鉄の昔の花形列車は大抵が蒸気機関車運転であった。蒸気機関車の運行は特殊な技能が必要であったので電車の運転を行なう人(運転士)とは明確に区別されていたのである。
そのため急行電車が登場したときに機関士を転属させようとしたときは組合がそれに抵抗し、当時の国鉄常務理事が直接機関区に行って説得を行なうこともあったようだ。
地位 |
もっとも、蒸気機関車の全廃や優等列車の電車化が行なわれるにつれ、そのように機関士を特別扱いするような要素はなくなっていったのであった。
たとえば1958(昭和33)年運転開始の151系こだま形電車の運転士は機関車牽引特急列車乗務の機関士と同格扱いされていた(多くの人間が2階級特進扱いだったらしい)。後には東海道新幹線の運転士も機関士から多くが採用されたのである。
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