空転 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道技術編 (RTECH) |
読み:くうてん |
外語:slip |
品詞:さ変名詞 |
加速中に車輪が空回りすること。
急勾配のある場所や、平地でも雨や雪の日などでは、粘着力が低下するために空転が起こりやすい。また地方では虫や針葉樹の葉などを踏んだために空転することもある。
これが起きると乗り心地が悪くなったり、車両のパワーが十分に発揮されないので遅れの原因になったり、事故の遠因になったりする。
空転が起きやすい路線を走る車両には、大抵あらかじめ砂箱が積まれている。また、VVVFインバーター制御車では、空転しそうになると自動的にモーターの回転数が制御されるので、空転はあまり起きない。そうでない車両では、刻みノッチなどを使って運転士が空転を防ぐ運転方法を取ることが多い。
ブレーキ時に車輪がロックするのは "滑走" という。
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