剛体電車線方式
読み:ごうたいでんしゃせんほうしき
外語:rigid catenary system
電車線の敷設方法である架空電車線方式の一つ。地下鉄やトンネルなどに用いられる。
概要
トンネルの天井に、アルミ合金製のT形材を据え付け、その下にアルミ合金製の吊り金具によって、トロリー線を連結固定している。
また、最近ではアルミ合金の代わりに銅が使われることもある。
特徴
断線の危険が無く、トンネル断面積を小さくすることができる。
但しパンタグラフが離線しやすいので、パンタグラフの押し上げ力を上げたり、車両に母線引き通しをしたりするなどの対策が必要である。
また普通鉄道構造規則では、剛体電車線区間の最高速度は90km/h(216km/hBeat)に制限されている。
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