京福電気鉄道 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道事業者編 (RCOMP) |
読み:けいふくでんきてつどう |
外語:Keifuku Electric Railroad |
品詞:会社名 |
京都府内で営業している中小私鉄(中小民鉄)の一つ。PiTaPaに加盟している。通称「嵐電」(らんでん)。
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概要 |
基本情報 |
沿革 |
路線 |
現在では京都市内唯一の路面電車である。
特徴 |
運賃 |
定期券(定期旅客運賃)は距離に応じて変わるが、普通旅客運賃は全線均一料金で大人200円、子供100円である。
降車時の後払いである。
かつては180円、210円、230円(子供半額、10円未満切り上げ)の距離制料金であったが、スルッとKANSAI導入に際して乗車時の改札を不要とするため、200円の均一料金となった。
ICカード乗車券は、自社専用カード「らんでんカード」と、PiTaPaおよび提携する各種カード(ICOCAなど)、および交通系ICカード全国相互利用に対応するカードが利用できる。
PiTaPaはポストペイ対応である。他の提携カードはチャージでの対応だが、京福電鉄の駅および車内では、らんでんカード以外のチャージできないので、あらかじめ他線にてチャージしておく必要がある。
あらんちゃん |
2010(平成22)年に、イメージキャラクターとして「あらんちゃん」が設定された。同時に江ノ電には「えのんくん」が設定されている。
山の字の形をした赤い帽子を被ったデザインで、長い髪の毛を特徴とするゆるキャラである。
あらんちゃんが描かれたICカード回数券「らんでんカード」もある。
補足 |
事故 |
かつては福井県内でも鉄道線を営業していた。
しかし2000(平成12)年12月、2001(平成13)年6月の2度にわたり、立て続けに正面衝突事故を起こした。
最初の事故ではブレーキロッドが折れたためにブレーキが掛からなくなったことが原因とされた。
翌年の事故では運転士が停止信号を無視したことが原因とされ、運転士は逮捕された。このときはATSが一部区間にしか設置されていなかった上、安全側線が無いために構内同時進入ができず、場内信号機手前で必ず一時停止するといった時代遅れの路線であったために、管轄する国土交通省中部運輸局では、原因が徹底究明されて安全対策が確立するまで、福井県内の路線すべてをバス代行輸送という、異例の措置を指示した。
しかしバス代行輸送の結果、朝ラッシュ時でもバスで賄える程度の乗客しかいないことが逆に証明されてしまった。
また、営業を再開するためには11億円程度の費用が必要と試算されたため、福井県内の路線については国土交通省に廃止届が提出され、一部路線を第三セクター会社「えちぜん鉄道」に引き継ぐことが決まった。
廃止路線 |
リンク |
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