ハドソン
読み:ハドソン
外語:HUDSON SOFT COMPANY, LIMITED

 蜂のキャラクターで有名なソフトウェアハウスのひとつ。高橋名人が所属していることでも有名。
目次

会社概要
 2008(平成20)年1月1日現在の情報。
 かつては本社は札幌市に所在していた。現在は札幌事業所となっている。
 「北海道拓殖銀行破綻」後の資金難を解決することを目的に2001(平成13)年7月26日にコナミの傘下に入ることが発表された。2005(平成17)年4月に第三者割当増資(300万株)が完了し、ハドソンはコナミの子会社となった。

社名の由来
 創業者兄弟のうちの兄が好きな蒸気機関車であるC62がハドソン型と呼ばれる車軸配置だった事から採られた。また、本社の郵便番号が062になるように、旧本社所在地を札幌市豊平区にしたらしい。
 このほか、開発したLSIの名前がC62だったりもしている。

特徴

歴史
 古くは8ビットパーソナルコンピューター向けにゲームを開発・販売していた(ちなみに、媒体はテープで、この頃のハドソンを知っている人は少ない)。
 ファミリーコンピュータが発売されるとサードパーティーとしていち早く参入(デビュー作はロードランナー)、その後にボンバーマン、桃太郎電鉄シリーズ、天外魔境など、現在の同社の看板ゲームソフトが確立する。
 ファミリーコンピュータ亡き後はPCエンジンで一時代を築くが、PCエンジン亡き後はNINTENDO64PlayStationへゲーム開発の主力を移した。
 2000(平成12)年になってからはiモード用ソフトの開発が中心となり、パッケージソフトの分野では今ひとつパッとしない状況が続いていたが、近年のレトロゲームブームのおかげで再び脚光を浴びることになる。

技術力
 元がパソコン用ゲームを開発していたからか、汎用的なOSを一から作成することができる日本でも数少ない会社である。
 それはファミリーベーシックX68000用OSであるHuman68Kや、PCエンジンCD-ROM2のOSなどで実力は証明済みである。
 日本屈指の高いソフトウェア技術を持つことは間違いないのだが、その技術力はあまり売り上げに結びつかず、あまり技術の要らない分野で稼いでいると評判である。

その他
 桃太郎電鉄の縁からか銚子電鉄を応援している。

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