ドラゴンクエスト (シリーズ)
読み:ドラゴンクエスト
外語:DRAGON QUEST

 日本で有名なコンピューターRPGシリーズの一つ。
目次

概要
 2Dのフィールドを歩くシステムはウルティマから、戦闘システムはウィザードリィをそれぞれ参考にして作られた。
 発売はスクウェア・エニックス(かつてのエニックス)で、オリジナル版の開発は1〜5作目がチュンソフト、6〜7作目はハートビート、8〜9作目はレベルファイブである。10作目は自社開発となった。
 それぞれ、最初の版は、次の機種で作られている。

作風
 シリーズを通して、鳥山明の原画、堀井雄二のシナリオ、すぎやまこういち音楽が使われており、それぞれ人気が高い。
 II〜IIIあたりの頃は人気絶頂で、少年たちの恐喝・強盗などの犯罪を誘発するなど、発売自体が社会問題にもなった。この恐喝・強盗の伝統は2000(平成12)年のドラゴンクエストVII辺りでもなお継続中のようである。
 ちなみに、初代ドラゴンクエストでは表示可能なカタカナが20文字に制限されており、「イカキコシスタトヘホマミムメラリルレロン」の20文字を使って、呪文や町、モンスターの名前が設定された。現在でも、呪文などは当時の制限内で作られたものがほぼそのまま用いられている。

特徴

本シリーズ一覧
  1. ドラゴンクエスト (ファミリーコンピュータ、1986(昭和61)年5月27日)
  2. ドラゴンクエストII 悪霊の神々 (ファミリーコンピュータ、1987(昭和62)年1月26日)
  3. ドラゴンクエストIII そして伝説へ… (ファミリーコンピュータ、1988(昭和63)年2月10日)
  4. ドラゴンクエストIV 導かれし者たち (ファミリーコンピュータ、1990(平成2)年2月11日)
  5. ドラゴンクエストV 天空の花嫁 (スーパーファミコン、1992(平成4)年9月27日)
  6. ドラゴンクエストVI 幻の大地 (スーパーファミコン、1995(平成7)年12月9日)
  7. ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち (PlayStation、2000(平成12)年8月26日)
  8. ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 (PlayStation2、2004(平成16)年11月27日)
  9. ドラゴンクエストIX 星空の守り人 (ニンテンドーDS、2009(平成21)年7月11日)
  10. ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン (Wii、2012(平成24)年8月2日)

移植、リメイク版

機種別

作品別

関連ゲームソフト
 ドラゴンクエスト関連ゲームに、roguelikeの「トルネコの大冒険」、その続編の「トルネコの大冒険2」、そして携帯型育成ゲームの流行に乗った「ドラゴンクエストモンスターズ」がある。
 なお、トルネコとはドラゴンクエストIVのメインキャラの一人で、旅の商人である。
機種出荷発売日サブタイトル
SFC 1993(平成5)年9月トルネコの大冒険
  1998(平成10)年3月あるくんです
GB2301998(平成10)年9月モンスターズ
  1999(平成11)年4月あるくんです2
PS 1999(平成11)年9月トルネコの大冒険2
GB1132001(平成13)年3月モンスターズ2

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