核保有国
読み:かくほゆうこく

 核兵器を保有しているのこと。通常は、核兵器を実戦配備している国をいう。
目次

概要
 核兵器は世界各国で実践配備されており、国際的な発言力を得るためには核兵器の配備が必要不可欠とされている。
 持っていない国は、持っている国に対して対等の口を聞くことができないからである。
 第二次世界大戦中も、連合国は核兵器を持ち、枢軸国も核開発をしていた。

保有国

旧・連合国(国連安保理・常任理事国)
 安保理の常任理事国5ヶ国は、全てが核保有国である(武装順)。
  1. アメリカ合衆国
  2. ロシア連邦
  3. イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
  4. フランス共和国
  5. 中華人民共和国

第三世界
 第三世界の国は、2ヶ国と1地域が核保有国/地域とされている(武装順)。
  1. インド (1974(昭和49)年、核実験成功)
  2. パキスタン・イスラム共和国 (1998(平成10)年、核実験成功)
  3. 北朝鮮 (2006(平成18)年、核実験、成功の可否は両論あり)

準保有国
 核兵器の保有が疑われている国、または核武装する技術を持つ国(50音順)。

旧開発国/旧保有国
 かつて、核兵器開発を行なったことが知られる国(分類、地域に大分。その中で50音順)。

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