熊野町ジャンクション
読み:くまのちょう-ジャンクション
外語:Kumano-cho^ JCT
東京都板橋区に建設された、高速5号池袋線(5)と高速中央環状線(C2)との
ジャンクション
。熊野町JCT。
目次
概要
位置情報
接続路線名
沿革
特徴
接続方向
立体構造
火災事故
前後の施設
高速5号池袋線
高速中央環状線
概要
位置情報
概略位置
:
東京都
板橋区
熊野町
接続路線名
高速5号池袋線
(5)(東京都道首都高速5号線)
高速中央環状線
(C2)
中央環状新宿線
(東京都道首都高速目黒板橋線)
沿革
2007(平成19)年12月22日: 供用開始
2008(平成20)年8月3日05:52(
2日
@911): タンクローリー横転・車両火災事故発生、通行止め
2008(平成20)年8月9日12:00(@166): 下り線片側一車線で仮復旧、上り線は午後
2008(平成20)年9月16日13:00(@208): 山手トンネル→熊野町JCT、仮復旧
2008(平成20)年9月18日13:00(@208): 熊野町JCT→山手トンネル、仮復旧
2008(平成20)年10月2日13:00(@208): 下り線全面開通
2008(平成20)年10月14日13:00(@208): 上り線全面開通、完全復旧
特徴
接続方向
このジャンクションは、次の方向のみが接続されている。
(C2)(内)→(5)(上)
(5)(下)→(C2)(外)
つまり、中央道方面と東北方面を相互に接続する機能しかない。
立体構造
三階: 高速5号池袋線(5)上り線・高速中央環状線(C2)内回り
二階: 高速5号池袋線(5)下り線・高速中央環状線(C2)外回り
一階: 国道254号
川越街道
地下: 東京都道317号環状六号線(
山手通り
)
火災事故
2008(平成20)年8月3日にタンクローリー横転・車両火災事故が発生し、通行止めとなった。
下り線での火災事故だったため、熱でこの上を走る道路が歪み、架け替えを余儀なくされた。
一日も早い復旧が求められたため、通常の
コンクリート
なら固まるまでに一月かかるところ一週間で固まる早強コンクリートを使用したり、メーカーの納期短縮の協力も受け、異例の速度での復旧を遂げた。
池袋線(5)の上下線仮復旧は事故から6日後の2008(平成20)年8月9日である。
新しい橋が架かった後、中環(C2)外回りは2008(平成20)年9月16日、中環(C2)内回りはその二日後にそれぞれ仮復旧、事故発生から73日後の2008(平成20)年10月14日午後に完全復旧した。
報道によると、復旧工事費20億円、通行止めに伴う通行料金の遺失利益25億円で、被害総額は45億円にも上った。首都高速道路株式会社は運転手や運送会社(多胡運輸株式会社)、出光興産を相手取り賠償を請求、2016(平成28)年7月16日、東京地裁(青木晋裁判長)は事故の原因は運転手らにあると認め、約32億8900万円の支払いを運転手と運送会社に命じた。判決では、出光興産は発注者に過ぎないとして賠償請求を退けた。
約33億の負債を抱えた運送会社の多胡運輸株式会社は2016(平成28)年8月4日、破産した。
前後の施設
高速5号池袋線(5)
(北)(513)中台 ‐ 志村本線料金所 ‐ (511,512)板橋本町 ‐
板橋JCT
‐
熊野町JCT
‐ (509)北池袋 ‐ (507,508)東池袋 ‐ 南池袋PA ‐ (505)護国寺(南)
高速中央環状線(C2)
(北)(C33)王子南 ‐ (C31)滝野川 ‐ (C29)新板橋 ‐
板橋JCT
‐
熊野町JCT
‐ (C28)高松 ‐ (C25,C26)西池袋 ‐ (C24)中野長者橋 ‐
西新宿JCT
(南)
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