大型自動二輪車
読み:おおがた-じどう-にりんしゃ

 道路交通法関連での自動車の分類で、自動二輪車のうち、大型のもの。
目次

概要
 「道路交通法」と「車のナンバー」で、異なる定義がある。
 対する小型のものは「普通自動二輪車」である。

特徴

道路交通法
 道路交通法施行規則 第二条では、次の自動車が大型自動二輪車であるとしている。
 総排気量〇・四〇〇リットルを超える内燃機関を原動機とする二輪の自動車(側車付きのものを含む。)で、大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外のもの
 つまり、排気量が400ccを超える自動二輪車の総称(側車付きを含む)。
 道路交通法では、大型二輪免許により公道を走行することができる。

道路運送車両法/ナンバーの区分
 道路運送車両法では、二輪車と四輪車は混在して分類されている。
 道交法の大型自動二輪車に対応するのは、道路運送車両法では「二輪の小型自動車」である。
 ナンバープレートは、排気量250ccを超える普通自動二輪車と同様に周囲に緑色の枠がある。

免許等条件
 上述のように、大型二輪免許で公道を運転できる。
 現在、二輪免許については大型二輪免許以上のものはない。大型自動二輪車を運転したい場合は、例外なく大型二輪免許を取得する必要がある。
 また、普通自動二輪車と同様、特別に規制がない限りは高速道路を走行できる。

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