つくばみらい市
読み:つくばみらい-し
外語:Tsukubamirai City

 茨城県つくばみらい市。茨城県の南部、つくば市の南に位置する市。
 2006(平成18)年3月27日、筑波郡の1町1村(伊奈町・谷和原村)が合併して誕生した。これに伴い所属自治体のなくなった筑波郡は消滅した。当初の合併計画では水海道市も含まれていたが、離脱している。
目次

概要

基本情報
 

通信

象徴
 

沿革

地理

地勢
 水系として、市西部に小貝川、鬼怒川がある。
 小貝川周辺は低地が広がっており、水田が多く作られ、集落地が点在する。
 市西部と市東部は丘陵地で、市街地やゴルフ場が作られている他は山林となっている。

大字
 住居表示は実施されていない。
 区内の主な大字は次の通り(ほぼ50音順)。

隣接する自治体

運輸交通

主な道路

自動車専用道路

一般国道

地方道

道の駅
 市内に道の駅はない。

鉄道
 

飛行場
 市内に飛行場は無い。

行政

議会(つくばみらい市議会)
 2012(平成24)年3月1日現在、市議会議員、定数18名、現役18名。
 任期2012(平成24)年3月1日〜2016(平成28)年2月29日。

国政選挙

民度、民意
 投票率は平均5〜6割である。

市長

特徴

季節行事

観光

名産品
 順不同。

恥辱市名問題

「つくばみらい市」になった経緯
 合併協議会の公募で、みらい市・みらい平市・小貝市・南つくば市、小委員会から筑波みらい市、合わせて5案が提出された。合併協議会はここから「みらい市」と「筑波みらい市」の二案に絞り検討、最終的に「筑波みらい市」が選定された。
 次いで小委員会で「筑波みらい市」か「つくばみらい市」かで協議、「つくばみらい市」を選定したことで、協議会でそれを決定した。
 しかし、伊奈側は「筑波みらい」を推したが、谷和原側は「つくばみらい」を推し、一時協議は紛糾しており、すんなりとは決まらなかった。
 議論は膠着状態に陥り、一時は「じゃんけん」か「くじ引き」で決めようという提案も出されたが、「住民に説明が付かない」として却下。最後は伊奈側が折れることで、決着した。

名前の由来
 この市名は首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの「みらい平駅」に由来する。支那語では「筑波未来市」か「筑波未來市」と書くことになると思われるが、漢字で書くと市名の意味不明さが更に際立つ。
 元々は「水海道+谷和原+伊奈」から1文字づつ取って「みらい」だったようだが、水海道が入らない時点で、この由来としては解釈できない市名になったと言える。
 なお、水海道市は結城郡石下町を編入合併して常総市になった。

恥ずかしい?
 いわゆる「ひらがな市名」だが、ここまで来ると、漢字やひらがなとか言う以前に恥ずかしい。市名としてもかなり高レベルの痛さである。
 伝説の「南セントレア市」と似たような問題が茨城にも飛び火することとなり、県民や現地住民も対岸の火事ではなくなってしまった。このため、住民からも市名に反対する嘆願書が殺到したらしい。

つくば市長の言葉
 元祖つくば市の市長もコメントを求められ、回答に窮した。読売新聞によると市原健一つくば市市長は
 よその名前について私がとやかく言うことではないが、斬新な名前ではないか。
 つくばを意識し、つくばへの思いが表われていると思う。
 と答えたとされる。

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