ETCカード
読み:イーティースィー-カード
外語:ETC card

 ETCで使用する、専用の接触型ICカード
目次

概要
 基本的には、クレジットカードである。その他に、「ETCパーソナルカード」と称する、事前チャージ式のカードもある。
 カード自体はICクレジットカードと同様で、ETC車載器がカードを読み書きするためのICの端子が表面に付けられている。
 

特徴

装着
 ETC車載器にはカードスロットがあるため、ここにETCカードを挿入する。
 車載器がETCカードを正常に認識できると、ETCゲートを通過できるようになる。

種類
 通常のクレジットカードのオプションとして発行されるETC専用カードと、買い物にも利用できるETC兼用カードとがある。
 ETCカードも、クレジットカード番号と同様の16桁の番号が存在する。ETC専用カードの場合は、買い物につかうクレジットカードとは異なり、最初の1桁が7、8、9のいずれかから始まることが多い。

支払い

出口にETCゲートが無い時
 入口をETCゲートで抜けたが出口にETCゲートが無い(または事故等で通れない)、というような場合は、一般ゲートから出ることになる。
 この場合、ETC車載器に挿入されているETCカードを抜いて料金所収受人に渡すことで精算する。クレジットカードでの精算と同様である。サインは不要である。

入口にETCゲートが無い時
 入口にETCレーンがない場合、入口ではETC車載器未搭載車と同様に、一旦停止して高速道路通行券を取らざるをえない。
 この場合、ETCとして入場の記録がないので、仮に出口にETCレーンがあったとしてもETCレーンからは出られない。出口でも一般ゲートに並んで精算する必要がある。
 その代わり、ETCカードを抜いて料金所収受人に渡すことで、カード決済できる。

首都高速の場合
 首都高速の場合はクレジットカード未対応だが、料金所収受人にETCカードを渡すことでクレジットカード同様に精算できる。
 但し、通常のETCにある割引は一切適用されず、現金時と同様の基本料金徴収となりお得ではない。

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